東京国立博物館 日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」 後期 その9

美術

「法輪柱 1基 スパンブリー県ウートーン遺跡第11号仏塔跡出土 ドヴァーラヴァティー時代・7世紀 ウートーン国立博物館」は石柱!
ブッダを抽象的に表していて味わい深い。
日本でも座禅を組んでいる人を柱に例えたりしますけど、柱も仏教の本質そのものです。

「法輪頂板 1基 ナコーンパトム県ワット・プラメーン遺跡出土 ドヴァーラヴァティー時代・7~8世紀 プラパトムチェーディー国立博物館」ではヤクシャという動物系の神が生命力を表していて仏の智慧を下支えしているという図案。
日本でいえば普賢菩薩の象のようなものか。

ほんとうに、現代は特に枯淡なものを仏教だと思い込む人は多くて邪道に流されますから、こういった図案をいたるところに注意喚起として張り巡らせておくべきだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました