(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017011402000248.html)は数値改竄なら犯罪でしょう。
豊洲については報道各社「風評被害」という言葉を使って報道していました。
この結果を受けてどのように振り返るのか、どのように責任を取るのか。おそらく何事も無かったかのように、厚顔無恥にも、破廉恥にも、そのまま通り過ぎるのでしょう。
たとえば、将棋でちょっと複雑だけど最短の勝ち筋があったとします。
それを逃すと批判されるのか、というとそうではありません。最短ではなくとも、確実な勝ち方を選ぶことがしばしば称賛されるのです。
対局という生き物には何があるかわからないので保険をかけた指し方が実戦的とされるのです。
一見理屈では良くとも危うい勝ち方は選ばれないものなのです。
これは人生でも同じことです。
しかもこのたとえは実際に勝ち筋がある場合ですが、今回は現に基準値を超えています。局面は負けなのです。
日常生活においても手厚さという保険は、拝金主義者の「風評被害」という間違った日本語に、決して否定されてはならない命綱なのです。
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