ポゴレリチは余りに芸風が個性的な為にあえなくショパンコンクールで予選落ち致しました。その時に審査員だったアルゲリッチが猛抗議をしたことは極めて有名ですが、まぁ、発見される人が人なら発見する人も人です。
しかしこの人、教えて貰っていたピアノの先生と結婚していたんですね。中々。
演奏は、、、妖しい・・・ショパンのスケルツォってこんな曲でしたっけ(;´Д`)洞窟の中で謎の無脊椎動物が蠢いている様なピアノです。ショスタコーヴィチか何かの間違いではないでしょうか(笑)この左手の不気味さといったら・・・。
ポゴレリチはあんまり聴きません。何故かというと私は暗いのが苦手なんです。とはいえ、流石の表現力で、文句無く個性的です。注意深く聴くと、暗さと同時に瞑想性の様なものも持ち合わせているのに気が付きます。あと、たまに一瞬明朗になると滅茶苦茶美しく聴こえます。これは発見でした。
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