サントリー美術館 「もののあはれ」と日本の美 第八展示期間 その15

#その他芸術、アート

9月27日のニュース9は福島で染色体異常を調べる親子の話。大越健介キャスターは国が支援を、と訴えましたが、まず第一に東電ではないでしょうか。無理だというのはすべてを吐き出してからの話です。

野球のニュースでは「第三者委員会が最終報告 加藤コミッショナーの責任「免れることは許されない」統一球問題」(http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130927/bbl13092721120025-n1.htm)という追及されたかのような題がついていますが「知らなかったとしても」責任があるという内容で、知らないはずがないではありませんか。

また一番の問題は「事務局」が勝手に変えたという結論です。事務局がそのようなものを勝手に変えられるわけがない。よしんば変えたとしても何のために代えたのか追及がなされなければなりません。事務局の責任についても、書いてある記事を見かけませんね。

やはり、普通に考えて、渡辺恒雄の関与は疑いようがない。決してテレビではやりませんが、映像だけは、意味ありげにインタヴューを流していたりします。しっかり追求しないのは、記者クラブメディア同士の既得権擁護のなれあいではないのか。

第三者とは名ばかりで、読売出身の桑田は内部の人間であることから逃れることができなかったのではないか。そしてそのことがこの人選の意味だったのではないか。

「JR西日本の歴代3社長に無罪判決 尼崎脱線事故 」(http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC2604A_X20C13A9000000/?dg=1)については大澤弁護士は日勤教育があったから事故が起きたという因果関係が立証できない、といっていましたが、夜の報ステでは、裁判で企業体質が問われなかったのが問題であり、ミスをするとやめることになるというところに追い詰められたが故のエラーだった、と説明。

日勤教育のような非人間的な手法がまかり通るような世の中であってはいけないのは当然のことです。大澤弁護士のような見解は、企業の番犬のような、専門家らしい雰囲気を醸した似非専門家ではないのか。

無責任社会の根底を支える司法の社会への罪は限りなく大きいといえます。

9月27日の大竹まことさんのラジオでは鎌田實さんが出ていて、福島の甲状腺異常がものすごく多いということを訴えていました。

それで、影響があるとかないとか言い争っていないで、まずは調べることを大切だ、と言っているのですが、これは実態にそぐわないと思います。

○と言っている人はあまりいないのではないか。怪しいから調べろ、と言っている人と、調べたくないといっている人の争いであるというのが実態です。

調べたくないのは明確に原子力ムラであり、そこにしっかりとノーを突きつけなければいけません。

また、この人は、脱原発への明確なメッセージに欠ける。といいますか触れません。

このような活動をしていた人の提言として、原子力ムラ的と言わざるを得ないレヴェルだと思います。何か今まで慈善的なことをしていますという雰囲気で、あれほどチェルノブイリともかかわっているのに、それが偽善的だったようにみえることも多いのです。

「桜宮高2自殺:元顧問に懲役1年、執行猶予3年 大阪地裁」(http://mainichi.jp/select/news/20130926k0000e040195000c.html)についてモーニングバードで大澤弁護士は死亡の原因として類型化できない、と一貫して判決を支持していましたが、やはり類型化するしかないと思います。それが今後の悲劇を防ぐ大きな手立てになります。

平手打ちをすると死亡をする、とは一般的に言えない、とのことですが、これは、平手打ち、というような表現で語りつくせるとは思えないような酷さです。

観ていなかったですけど、モーニングバードでは泉田知事のニュースで、東電と地銀・メガバンクの関係をかなり丁寧にやっていたみたいですね。

報ステは東電の破綻処理という言葉こそ出てくるようになりましたが、具体的な話はしないので、観ている人にとっては何が何だか、というところでしょうね。

・・・・・と思っていたら、その日の報ステでも鳥越俊太郎さんを招いて、銀行に貸し手責任を負わせる賠償スキームを提案するとともに、銀行と官僚の人事の交流、その責任に言及。

コメンテーターが仕事をすれば古舘さんも触れやすいんですよね。

ただ、泉田知事が妥協をした瞬間、というのが気になります。こちらの方向に行くにはこのタイミングでこの情報まで流してよいだろうといった手心の加え合いがあるのではないかと思うのです。

9月26日のスーパーJチャンネルでは萩谷順さんは、消費税は上げなくてはいけない、それは諸外国の信認を失うから。といっていましたけど、勝手に自分で約束したものであって、国内では一番の焦点は実行があるものであるかどうかであって、それ以外は顧慮すべきではありません。擁護するロジックがないが、「報道人」としては政府の方針に反対するわけにはいかないので、こじつけているのではないでしょうか。

どうしても増税したいというのなら、このたびの法人税を下げるのをやめるとか、相続税を上げるとか、他にも手段があります。

「経産キャリア:ブログに暴言、炎上 停職2カ月の懲戒処分」(http://mainichi.jp/select/news/20130926k0000e040194000c.html)は平取締役に降格ですかね?と思ったら降格すらなかったですね。大体こういう考えでしょうから、自分を処分する気にはならない。だから一応体面だけつけておく、ということなのでしょう。たぶん、これでもまだ省庁の職員の中では良心的な方なのだと思います。酷く低いレヴェルの話ですが。

9月27日のスーパーJチャンネルでは直撃していて、モザイクをかけていましたが、どのような見識でモザイクをかけるのか。水野審議官の時はちゃんと顔を出しましたよね。報道機関としてあるまじき、事なかれ主義で、官に遠慮をしているのではないでしょうか。

また、やはり、東電のトップなどを直撃しないのは極めておかしな、不健全なことです。

そのインタヴューの中では「国家のために仕事をしている」というのが印象的。

このような感覚で尊重する国家とは住民が存在しないように思います。そしてそれは空想上の産物といってよいでしょう。

官僚=国家=最上位という等式を守ろうとして自らまでも洗脳しているのが、こういう感覚のもとだと思います。

官房長官が出てくるときに国旗に礼をするのは非常におかしい習慣ですが、あの人たちの言う国家というのはあのようなものだと思います。

天皇が相応の責任を取ることをはじめ、戦中の総括をしていないので、戦前の国家観がそのまま持ち込まれているのです。戦前に国体と呼ばれた、軍部が、日本人が人っ子一人いなくなろうとも固執した「国家」と同じものを指しているといえます。

この人の国家観は虚妄というべきである。
そしてその虚妄の国家観が官僚・政治家さらには原子力ムラなどの周縁に至るまで蔓延しているのが、日本の病根の根深いところだといえます。

ただ、安倍のカメラ目線がキモイ、と言ったのは、正しいと思います。
官僚や政治など、馬鹿にし合っている関係で、悪い方向に行くとしても、チームワークのかけらもないところが薄ら寒いといえます。

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