東京国立博物館 日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」 後期 その18

美術

江戸時代前期までに日本から大量に輸出されたのは日本刀。

ものすごく需要があって、「鎖国」で日本から持ってこられなくなってからは品薄。(やはりいくら「唐船」として交易していたとしても限界があったということか)

現地では日本刀をタイの人たちが模して作っていくことにしたのだそうです。日本人以外が日本刀を作っていたというのは知らなかった!
それも一部の貴族しか持つことを許されなかったのだそうです。
「金板装拵刀 1口   ラタナコーシン時代・19世紀 バンコク国立博物館 」はそんなきらびやかな作品。

日本では合戦の武器としては槍が主戦で「カティナ(功徳衣)法要図 ラタナコーシン時代 1918年 タイ国立図書館蔵」で描かれている日本人もみな槍を持っていましたね。

タイで刀が珍重されたというのは合戦用なのか護身用なのか・・・・・・・。


日本の服装でなければいらないはずのものが装飾として「痕跡器官」さながらに残っていることが強調されていましたね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました