美術

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出光美術館 開館50周年記念 美の祝典Ⅱ― 水墨の壮美 その2

何度か観た作品もかなり多いですけど、良いものは定期的に観た方が良い気もします。「山市晴嵐図」は「墨のかたまり」が見事に絵になっているという解説。水墨は連想ゲームというか、やっぱり抽象画なんですね。 「平沙落雁図」を描いた牧谿は「中国におい...
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Bunkamuraザ・ミュージアム ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞 その2

中核はビゲロー・コレクションであるとのこと。国貞が多いのは、江戸時代が終わってまだ間もない当時の日本での人気を反映しているからではないかとのこと。 漢字に現代語でルビを振ることによって(当時の黄表紙などに多い手法)解説に今風の雰囲気を出し...
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Bunkamuraザ・ミュージアム ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞 その1

行ってまいりました。 国芳と国貞は幕末の人気絵師の1位と2位。と前に太田記念美術館の解説であったのですが、今回国貞を1位と表現しているところもあり、どうも時期や捉え方によるもよう。 タイトルは国芳の武者絵は男連に人気があり、国貞には明らか...
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出光美術館 東洋の美 ―中国・朝鮮・東南アジアの名品 その2

朝鮮の焼き物が非常に多い展覧会で、出光の井戸茶碗のコレクションは圧巻。経営者に茶道の精神性が求められていたころの名残でもあります。 「白磁壺」もたっぷりとした名品。 良い作品がたくさん出ていましたが、やや総花的でマニアックな割には掘り...
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出光美術館 東洋の美 ―中国・朝鮮・東南アジアの名品 その1

行って参りました。 「緑釉獣環耳壺」はお墓に埋葬するいわゆる明器。お墓から出てきたものは本当に多く、タイムカプセルが中国にはたくさんあります。 綺麗ですが、銅を釉薬に採用しているので900度の低温で焼きあがるため柔らかく実用にはできな...
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上野の森美術館 シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵-美の競艶 浮世絵師が描いた江戸美人100選 前期 その5

上方浮世絵もたくさん集められていてカタログにはその周辺について詳細されていました。 上方であまり浮世絵が興隆しなかったように見えるのは肉筆画がメインの文化だったからとのこと。肉筆画の巨匠はその代りにたくさんいますね。 また美人画を描いてい...
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上野の森美術館 シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵-美の競艶 浮世絵師が描いた江戸美人100選 前期 その4

鳥文斎栄之の優品もたくさんあり「七福神吉原遊興図絵巻」は遥かな感じがする空気感が素晴らしいです。 鍬形蕙斎の「江戸鳥瞰図」は得意の鳥瞰図。最近はカメラを鳥に乗せた映像みることができるようになりましたので、ただ上から描くというのではなく、...
#その他芸術、アート

東京国立博物館 特別展「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」

行って参りました。 仏教美術の歴史をたどるものかと思ったんですが、そういう展示もありましたが、インドや東南アジアで発達した特殊な神様の像や伝説にかなり力点が置かれている感じ。 「菩提樹(カナカムニ仏)の礼拝 インド・ マディヤプラ...
#その他芸術、アート

サントリー美術館 生誕三百年同い年の天才絵師 若冲と蕪村 第6展示期間 その11

最終展示期間は蕪村の三横物といわれる作品がそろい踏み(適当に行ったら偶然だった)。 「与謝蕪村 筆 峨嵋露頂図巻 一巻 紙本墨画淡彩 江戸時代・18 世紀」は深夜の岩山。雄大な奇観が人知れず世界の底に置かれているような、独特の趣があり...
#その他芸術、アート

サントリー美術館 生誕三百年同い年の天才絵師 若冲と蕪村 第6展示期間 その10

「伊藤若冲 筆  桂州道倫 賛(瓢箪図) 無染浄善 賛(牡丹図) 瓢箪・牡丹図 双幅 紙本墨画 江戸時代・18 世紀 京都・細見美術館」は墨の勝手な動きを生かした感じの作品。墨を自在にコントロール技術が素晴らしいとの解説ですが、本当に画材と...
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